神奈川における個別指導塾・集団塾それぞれの月謝相場を紹介しながら、塾選びのポイントも解説。塾選びと費用の関係についもまとめています。
個別指導塾と集団塾、それぞれの月謝相場から見ていきましょう。
これらの金額はあくまで目安。実際の金額は、塾によって異なります。また、これらの金額の他、テキスト代や夏期・冬期などの特別講習、模試などの費用は、別途必要というケースが多いようです。
単純に金額だけを見れば、個別指導塾は集団塾より高めであることが分かります。個別指導塾でも、マンツーマンの場合と講師1人対生徒2人の場合、前者の方が高額となります。
文部科学省が調査した「子どもにかけてあげたい教育費」によると、神奈川県は43,615円と、全都道府県のなかで7位となっています。
ちなみに最下位は、「島根県」で16,573円となっています。あくまで参考ですが、塾選びの際は費用面の判断目安として、これらの数字を参考にするとよいでしょう。
経済状況が未だ芳しくない昨今ですが、親心としてはお子さんへの塾の費用はかけてあげたいのが人情です。とはいえ、裕福層はさておき、一般的なご家庭は家計を苦労してやりくりされていることでしょう。
ただし、料金が高額だからといって、万人に良いとは言えません。
例えば、もともと勉強が得意というお子さんであれば、比較的費用の安い集団塾の方が、学力向上につながる場合があります。逆に勉強が不得意なお子さんの場合、費用は多少高くなりますが、個別指導塾で本人の学力・ペースに合わせて学習していく方が適していると言えるのです。
大切なのは塾の費用の妥当性。つまり「費用に見合った効果を、お子さんが得られるかどうか」なのです。
費用が高い学習塾は、何故高いのかを確かめてみてください。設備・施設が充実しているからか、防犯対策を充実しているからか、講師のレベルが高いからなのか。
費用の高い理由をしっかり把握した上で、「妥当性があるか、お子さんのためになるか」という判断が必要になってくるでしょう。